付き物注意

寝癖がついたままの髪も、米粒をつけたままのセーターも、子どもらしくて悪くないと先生は思っています。
先生も時々肩に、はなちゃんの置き土産がくっ付いていますからね。
人間は生きていれば、いろんなものがくっついてくるものです。

でも、絶対に付けたままではマズイと思うものに、あれがあります。

先日、駅の階段で見つけてしまいました。
まるまると太り、元気に動く最大級のあれを。

きっとハイカーが山からくっつけて連れて来たのでしょう。
秦野名物の例のやつ。

つまりこれ。


皆さんはもうわかりましたね。
そう、蛭です。

これのせいで、せっかく自然豊かな街に住むのに、私たちはいまいちアウトドアを楽しめない。
ちょっと庭いじりしただけで、なぜ流血騒ぎにならなければならないのか、納得いかない。

特にこれからの季節は、山はかれらで大フィーバーしますよね。
雨上がり、ぼそ号の排気の中では、地面が揺れるかのような首振りダンスが見られることもあります。

たまりませんな。

そんなこんなで先生は、いつもかばんに鈴と塩を入れて持ち歩いています。
登山道で道を聞かれて、その人が塩を持っていなければ、分けてあげるのも仕事だと心得ていますよ。

塩
古来より護身の王道

備えあれば憂いなし。

駅でも遭遇するくらいだから、秦野人としてぬからないようにしたいものです。

皆さんも寝癖とかお米粒は構いませんけど、あればっかりは付けたまま市街地に出て来てはいけませんよ。

暑さが去って寒くなる前、梅雨前と今が蛭の最盛期です。
付きものはしっかり山で落とし、みんなで我が町の安全を死守しようではありませんか。


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