功夫扇でカンフー体操 2

娘さんが功夫扇を持って、カンフーをしている写真

おなじみのカンフー体操2を、功夫扇を持ってできるようにアレンジしました。

背丈より長く、透けるように美しいシルクを操作する功夫水墨扇。

優雅ながらに強さも感じさせる、新しいカンフー体操2をお楽しみください。

まずは当会の花、シャオメイの演技からどうぞ。


功夫水墨扇 動作説明

足はカンフー体操2と同じように動きます。手は、布を強く振り出したり、ふわっと踊らせたりと、強弱、緩急をつけるとよろしいです。踏んだりしそうなところは、やりやすいように自由に調整と加減をします。

カッコ内の数字は号令になりますから、公式カンフー体操との合同演武時などに参考になさってください。

1(1)気を付けの姿勢から、抱拳する。

2(2)扇を左へ振りさばいてから、前方へ振り出す。左手は右胸に添える。左足をひらき、馬歩になる。

青い服を着た娘さんが、青い美しい功夫扇を持って、演技している。

3(3)体の左で扇を開く。

功夫扇を、体の左側で開いている写真。

4(4)弓歩になり、扇を前へ伸ばす。

弓歩で低い姿勢をとった娘さんが、功夫扇を開いて前に出している。

5(5)弾腿をしながら、右手を開き、扇を右、そして後ろへふわりと流す。左手も、左側で開く。

娘さんが、功夫扇を持って弾腿をしている写真。

6(6)右弓歩になり、扇は閉じながら前へ強く払い出す。左手は右腕に添える。姿勢は前傾する。

娘さんが功夫扇を振り出し、長い布が美しく舞っている写真。

7(7)右脚を挙げながら、扇はからだのひだりで小円をえがき、肘を曲げて前で止める。左掌は、ひだり股関節のあたりで下におさえる。

娘さんが足を挙げて立ち、功夫扇を構え持っている写真。

8(8)ジャンプをし、右、左足と、順次着地する。馬歩になる。扇は勢いよく強く、布を真上へ振り上げてから、下へおろす。左手は拳に変え、下へ押さえ打つ。

9(1)左手で肩をつかみ(2)震脚をする。功夫扇は、布を躍らせるように下から後ろ、上へと回し、再び下へおろす。

娘さんが功夫扇を振りながらしゃがみ、布がピンと伸びている写真。

10(3)弓歩になり、扇を勢いよく強く振り伸ばす。左手は抱拳する。

娘さんが功夫扇を勢いよく振り出している。

11(4)馬歩になり、両手を下から前へ挙げる。扇は布が前方へ振りあがるように意識する。

娘さんが功夫扇を前に振り出し、布がふわりと舞っている写真。

12(5)併歩になる。功夫扇は、布を一度左へ振りさばいてから、からだの右下へ強く振り払う。

青い服を着た娘さんが立って、青い功夫扇を振おろしている写真。

13(6)元の姿勢にもどる。

功夫水墨扇 ポイント

弾腿で蹴り出すところは、布がしっかり開かれているようにします。

勢いよく、強く振り出すところでは、布が極力遠くへ踊り伸ばされるように意識します。

この套路では、優雅さを演出するために、収勢では頭部をやや右に傾け、左の首筋をわずかに見せるようにしても美しくなります。このような小さな工夫で、ぐっと素敵に見せることができます。
もちろんそのようにせず、あくまで長拳の要求に従って、頭正の演技をしても、素敵でしょう。

終わりに

この記事の功夫水墨扇は、有名な海賊映画の楽曲に合わせて演技することができます。

点睛会では、この他にも海賊シリーズとして、いくつかのアレンジ套路を作成しましたので、是非ご覧ください。

それぞれが違う器械を持ちながら、ひとつの号令で動けますから、みんなで海賊に扮して合同演武するのも楽しいですよ!

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