武術太極拳の図解はこう作ります

武術太極拳、長拳の選手が、刀術をしている図解。

今は何かを学ぶ時に動画を活用する人が多くなりましたが、
図解には古い先生方のていねいな説明がついていたり、
また、使われた漢字をみると思わぬ発見があったりして
動画に劣らずよいものです。

あたらしい套路を学んだりするだけでなく、
自分でも図解を作れるように方法をまとめました。

(この記事よりもっと詳しく図解について知りたい方は
こちらのpdf資料「武術図解考」もご覧ください。)

図解の作り方

  • 写真撮影
  • 線を入れる
  • 説明を加える

1 写真撮影

モデルには、なるべく背景と同化してしまわないような服を着てもらいます。
たとえば体育館は茶色っぽい背景になりがちですから、半そでの服は
腕が見えにくかったりします。
白いじゅうたんの上では、白い服は同化してしまいます。

撮影する人は、モデルに対していつも正面から撮るようにします。
モデルが動けばカメラも常に追いかける感じです。


むずかしい動作は、カットを多くしたり、
後ろからも撮ったりしてくふうします。

2 線を入れる

撮った写真を間違わないようにならべたら、モデルの動きがわかるように線を
いれていきます。
左右がわかりやすいように、実線や点線をつかいわけます。

3 説明を加える

動作の名前、それからどうやって動くかの説明をいれます。
説明をつけるときは足が先、それから上体の説明をします。

おわり

以上で図解の作り方は終わりです。
図解が読めるようになったら、ふるい資料から勉強できますし
自分で作ることもできますから楽しいですよね。

きっと皆さんの宝物がふえますよ!

執筆者 石川 まな (カンフーチーム 点睛会 代表)

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